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ある日、突然に・・・
第3章 「まゆ」との場合③
正直、掘りごたつ式の座席では
動ける範囲が限られていてかなりもどかしかった。

が、しかし彼女の足に触れ抑制の効かなくなった私にとって
そんなことは2の次で、最も大事なことは
隣にいる2人に気づかれないようにすることだった。





足先がふくらはぎに触れた瞬間
一瞬だが彼女の表情が変わったような気がした…。

もしかすると感じているのだろうか?
そう思った私は彼女の顔を見ながら
ふくらはぎから膝裏にかけて足先でなぞってみた。

ゆっくり手で触るようなタッチで
何度もふくらはぎを足先で悪戯した。

彼女の顔は大きくは変わらないが
感じているだろうことはなんとなくわかった。

嫌がる素振りを見せない彼女に対して
わたしは足先を彼女の膝の間に滑り込ませ
更に悪戯しようとした。



…が、そのとき彼女が重いもよらない行動をとった。
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