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僕の思い出達
第1章 思い出すのは
あの頃が恋しいと狭いボロアパートの一室で頭を抱え項垂れる。
あの頃、と言えどそんな大それた事じゃない。ただ何故か、僕は奔放として変わり者な女達に絡まれる時期があった。その女達は今何処で何をしているのか…内数人は同級生で、同窓会で再会した時には既に人妻だった。
思い出して「はぁ…」と重い溜息を吐いた。
バイトをクビになった。面接も上手くいっていない。いつ貯金が底を尽きるか…
そんな日々の中、手に取った雑誌。ぱらりと開いた欄にデカデカと書かれた「聴かせて?貴方の体験談♡」という文字。アダルトな内容を投稿する欄で、選ばれれば一万円。たった一万円でも今の僕にとっては少しでも生活費の足しにしたい。カツカツだが原稿用紙が買えた。
文才なんて無いクセに。それでも僕の頭の中には一万円という額しか無かった。
僕が書くのはあの頃の思い出達───
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