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僕の思い出達
第2章 川津有紗
深夜に外に出るのはこの時が初めてだった。
曲がり角に注意しながら街頭だけで有紗と待ち合わせする公園へと向かった。
到着すると遊具の一つから灯りが見えた。それは一度消えると僕へ向けて点滅をする。周囲を見ながら行くと矢張り有紗だった。
「良かった、来てくれないと思った」
「…僕も来てないかと思ってたけど」
「なぁに?私が嘘吐くと思ってたの?」
思ってはなかった。あんな事してくる有紗がこんな呼び出しをしといて来ないなんて有り得ないと確信してたから。
「ほら、入って」
中に入ると転々とある穴が塞がれていて、キャンプに使うランプが一つ。
「…家出?」
「まさか。この為に用意して持って来たの。手ぶらの篠部君より来るの大変だったんだから」
それは確かに大変だろうな。けどそっちは手馴れてるだろうに。とは言わず「そうなんだ」と素っ気なく返して座った。有紗は僕に寄り添うと太股を撫でてくる。
「こんな時間、こんな場所で一度ヤってみたかったんだよね」
「…川津さんって、ホントませてるよね」
何も知らなければ懸想だけで済んだのに、今じゃ怖いという気持ちとこんな有紗を他の誰にも知られたくないという独占欲が胸を占めていた。太股を撫でていた手が下着の中に入りペニスを握る。震えて上がった頭。耳触れた息がぬるついた舌と一緒に耳の中に入ってきた。
くちゅくちゅと濡れた音と僕の情けない声が響く。外に漏れないかと不安になって慌てて口を塞いだ。
「んちゅ、もぅ、何で我慢するの」
「だ、だっ、て、そと、きこえちゃ」
「大丈夫だよ。こんな時間に公園に来る人なんて居ないよ?平日だもん」
そう言うと扱く手を早くする。僕は手の甲を噛んで我慢した。
「んんんっ!」
びゅるっと放たれた精液が地を打つ。小刻みに震える息を飲み込む様に有紗がキスをしてきた。キスをしながら有紗が動く。ペニスの尖端に熱くてヌルヌルしたモノが当たり、そのまま飲み込まれていく。
「んぁあっ」
「な、なにし、て」
有紗の口内よりも泥濘むその中。有紗から発された初めて聞く声。
「なに、って、篠部くんの、おちんちん、私のおまんこの中に、挿れたの」
ぎゅうう、と柔らかなモノがペニスを締め付ける。行き場の無かった手が何かを掴んだ。それは有紗の腰だった。
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