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第2章 初心なオトコの性事情

　「因みに…マサキさんはどんなジャンルのモノをオナネタにしてるんですか？」

　「…ど、どんなって…それは…」

悶々と込み上げてくる複雑な感情を抑え切れない中、
畳みかける様に、美紀がより深く突っ込んだ質問を投げ掛けてくる…

　「此方としては、皆さんのフェチとしている部分ですとか、昂奮するプレイ、
それと変態的な性癖なんかも把握しておきたいので…」

　「…へ、変態的って…別に私はそんな変態的な性癖なんてないと思いますけど…」

　「アラッ…そんなことありませんよ…
人間っていうのは、男女に関係なく、誰しも必ず一つや二つ
変態的な性癖を持ってるモノですから」

美紀がマサキの意見をバッサリ切り捨て、男達に言い聞かせた…

　「例えば…今、私の隣りで澄ました顔で取繕っている奈央さんなんかは、
こう見えてかなりアブノーマルな性癖を持っていて、
レズやアナルプレイに目がないですし…」

　（なっ！こ、この美女が…レ、レズとか…ア、アナルプレイまで…）

　「フフッ…確かに、皆さんの様なアナルの快感を知らない童貞の方に一から手解きして、
前立腺を開発してあげる時のことを考えたら、今からワクワクしちゃいますけど…」

　「…」

前立腺開発という未知なる羞恥プレイは、男達を尻込みさせる…

　「…っていうか、私なんかより美紀さんの方がよっぽどド変態じゃないですか…」

　「まぁ…私に関して言えば、基本Sですから、自分がイクよりも
相手の方を辱めてイカせる方が好きですし…
特に最期、聖水プレイで相手に顔面騎乗してオシッコを直飲みせてあげる時なんかには、
征服感が満たされて、モノ凄く昂奮しちゃうんですよね」

　（…せ、聖水プレイって…）

見た目からはとても想像できない美女二人の強烈な性癖に、
周りは皆、度肝を抜かれ、言葉を失っていた…

確かに、風俗のOPでもよく目にする、女性が放尿する姿を間近で見れる聖水プレイは、
男に人気が高いらしいが…
逆に、美紀の様に自身のオシッコを男に飲ませることで昂奮する女性も
意外と多く存在するのだろう…

　「マサキさんは聖水プレイには興味を惹かれませんか？」

　「…そ、それは…何とも…」

曖昧に言葉を濁すが、身体は明らかに大きな反応を示している…

美紀の淫裂から迸る聖水を飲尿する自分を想像すると、男達は痛いくらいに漲っていた…