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Love triangle +1
第6章 結婚宣言
「ルイ君が、なんて?」
訊き返さなければならないくらいの声量では、決してなかった。
今日こそはという思いが、寧ろ自然と力強い決意を彼に告げていた。
つまり、聞こえていたにもかかわらず尋ねてきている。
微かな笑みを張り付けながらこちらの出方を待つ利音に、真理愛は固唾を呑んだ。
「私、塁と結婚したいの」
「その話はとっくに終わったんじゃなかったっけ?」
まるで相手にされてないのは明白だった。
軽く流されそうになる直前で、真理愛は踏ん張りをみせる。
「私は納得してない。この間も言ったけど、利音達に私の将来を決める権利は……っ!」
ずいといきなり鼻先まで寄った利音の顔に、真理愛は吃驚する。
感情の読み取れない彼の面持ちに、真理愛の肝が冷える。
「今、俺とデート中だろ?」
慄く真理愛に、利音は静かでありながらも絶対的な圧力を加えてゆく。
「お寿司屋さんでランチして。ワンピース買って。ドライブして、カフェでお茶して。夜ご飯はフランス料理のフルコース食べて、それからホテルにお泊りして。先週の分も真理愛と楽しく過ごそうって俺、滅茶苦茶気合入れてきたんだよ?なのに初っ端から、他の男とケッコンがどーとか」
一旦区切り。
利音は低く、呟く。
「真理愛の事は大好きだけど、デリカシーのない女はお仕置きだよ?」
内に秘めたものを抑えて笑う利音に、真理愛は目を見開いた。
訊き返さなければならないくらいの声量では、決してなかった。
今日こそはという思いが、寧ろ自然と力強い決意を彼に告げていた。
つまり、聞こえていたにもかかわらず尋ねてきている。
微かな笑みを張り付けながらこちらの出方を待つ利音に、真理愛は固唾を呑んだ。
「私、塁と結婚したいの」
「その話はとっくに終わったんじゃなかったっけ?」
まるで相手にされてないのは明白だった。
軽く流されそうになる直前で、真理愛は踏ん張りをみせる。
「私は納得してない。この間も言ったけど、利音達に私の将来を決める権利は……っ!」
ずいといきなり鼻先まで寄った利音の顔に、真理愛は吃驚する。
感情の読み取れない彼の面持ちに、真理愛の肝が冷える。
「今、俺とデート中だろ?」
慄く真理愛に、利音は静かでありながらも絶対的な圧力を加えてゆく。
「お寿司屋さんでランチして。ワンピース買って。ドライブして、カフェでお茶して。夜ご飯はフランス料理のフルコース食べて、それからホテルにお泊りして。先週の分も真理愛と楽しく過ごそうって俺、滅茶苦茶気合入れてきたんだよ?なのに初っ端から、他の男とケッコンがどーとか」
一旦区切り。
利音は低く、呟く。
「真理愛の事は大好きだけど、デリカシーのない女はお仕置きだよ?」
内に秘めたものを抑えて笑う利音に、真理愛は目を見開いた。

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