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Love triangle +1
第7章 3つのプロポーズ
ベッドに入る前の5分間、話を聞いてくれる約束をした。
それより前後に一切その話はしない条件だったので、どこへ行くにも彼に大人しく従い、始終楽しい時間を過ごしたはずだった。
ホテルに到着して早々抱き締められそうになり、その腕を逃れ、今こそはと切り出した。
本気で結婚したいと思っている事。
これを機に7年間の関係を全て清算したいと思ってる事。
先に要求二点を簡潔に述べ、次いで感情的にならず、こちらが譲歩する形で努めて冷静に交渉するつもりでいた。
なのに。

『先週も聞いたし。車の中でも聞かせられた。もう耳にタコだよ』

途端、不機嫌さを隠そうともせず両耳を塞がれた。

『先に言ってた通り、何度聞いても俺の考えは変わらないから答えも同じ。ルイ君じゃお話にもならないから『うん』なんて言えるはずない。もういい?一緒にお風呂入ろ?』

打って変わったにこにこ顔に、頭の線がまとめて数本ぶちんと切れた。
5分どころか1分にも満たないお粗末なばかりの話し合いに、シーツを頭から被り、彼の一切を遮断した。
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