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Love triangle +1
第7章 3つのプロポーズ
弟に話したままに、兄にも説明した。
途中一言も発しない彼に不安を覚えつつも、とりあえずは言いたい事は全部伝え終えた。
初めから快諾されるとは思っていない。
けれどほんの少しでもいいから、何かを感じ取って欲しい。
そう願いながら待てば、やがて礼音が開口した。

「約束しておきながらろくに聞きもせず、一方的に話を終わらせたのは悪かった」

兄弟揃ってどうしようもないが、まだ話が通じるだけ兄の方が若干マシだった。
実際どれ程の感情が籠っているかは定かじゃないが、弟に成り代わった謝罪に真理愛の溜飲は少しだけ下がる。

「でも、5分も聞いてられないって気持ちは分かる」

だけど次に放たれた言葉に、真理愛は愕然とする。

「とっくに終わらせたはずの話題をまた持ち出されるのもクドいし、同じ答えを繰り返さなくちゃいけないのもウザ過ぎだしな」

完全に弟の味方である礼音に、真理愛は無意識の内に枕を手にしていた。
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