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Love triangle +1
第7章 3つのプロポーズ
「毎回その話に戻るのもお約束だよな」
「当たり前じゃない!それが諸悪の根源なんだから」

理解し合えない間柄なのは骨身に染みていた。
けれど、やはり感情は極限まで昂る。
吼える真理愛に対して、礼音は少しも動じない。

「見ず知らずの男ならともかく、ガキの頃から見知った仲だろ。互いの家行き来して、飯も何度も一緒に食ってた。それで怖いもないだろ」
「怖いわよ!一人で眠ってた部屋に、目覚めたら人が立ってるんだよ?泥棒か変質者か、それとも幽霊だったりするのか、軽くパニック起こしてた。……誰かを知った後は後で、また別の恐怖が襲ってきたけど」

付け足された言葉には計り知れない重みがあった。
目の前の彼はそれを一生分からないのだと思うと、言いようのない虚しさに包まれる。
自分を見上げる真理愛が唇を噛み締めるのを一瞥し、礼音はいつもの台詞を繰り返す。

「好きだと真剣に告白して、真面目に交際も申し込んだ。その上で始めたんだから、無理矢理犯したのとは違う」
「私がうんともすんとも言えない内から服脱がし始めてたのは、どこのどなた様!?」
「うんって言うに決まってるからだろ」
「女は絶対自分のものになるっていうその法則、私には通用しなかったでしょ。お生憎様!」

真理愛は礼音を罵った。
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