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Love triangle +1
第7章 3つのプロポーズ
「生意気な口だ」

利音の唇に、噛み付かれる。
弟の反故同然の仕打ちに激高し、慰めにでも来てくれたのかと思った兄も兄で結局殆ど代わり映えしなかった。
仕返しがかなり怖くもあったが、このまますんなり彼の意のままになるのだけは嫌だった。
両手は彼に掴まれており、自由にならない。
せめて一蹴りくらいはと足を上げかけたところで、両脚の間に右膝を素早く割り入れられた。
下着に密着する程深く入ってきた利音の膝に、真理愛は蹴るどころじゃなくなってしまう。
時折膝の先が押し付けられ、わざとかそうじゃないのか判断つかない刺激に真理愛は声を押し殺す。
全身の力を吸い取られるような長い接吻が終わるまで、真理愛はひたすら身動きを最低限でいる他なかった。

「お前を大人しくさせるのなんか朝飯前だ」

卑猥さを多分に孕んだ言を礼音に投げられ、真理愛は紅潮する。
だが相変わらず、彼の膝に体は割られたまま。
真理愛は怒鳴りたいのをぐっと堪える。

「まあ、どんなに生意気で乱暴で気が強い女でも、好きな気持ちに少しも変わりはないけどな」

どれだけ激しく攻め立てられるのだろうかと内心びくびくしていたが、まさかの予想外の出来事が訪れる。
特別怒られもせず、真理愛は拍子抜けしてしまう。
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