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Love triangle +1
第7章 3つのプロポーズ
「命と引き換えなら俺を許せるか?」

再びの礼音の問いに、真理愛は片頬をつり上げる。

「冗談でも死ぬとかやめて。軽々しく命を扱うような言い方しないで」

7年前。
それ以降も。
一瞬でも死が脳裏を過ったのは、自分の方だ。
どれ程の苦しみの末にそう思ったか知りもしない人間に、それを発する資格などない。
真理愛は激高しそうになるが、辛うじて自分をどうにか静め、忌々し気に吐き捨てる。

「そんなキャラじゃないでしょ。悩みを抱えた誰かが死にたいなんて言おうものなら、鼻で嗤って突き放す側の人間じゃないの」
「まあ、殆どがハッタリみたいなもんだからな」

案の定神経を逆撫でしてくる礼音に、真理愛はくらくらしてくる。

「死んだ方がマシって思うくらい追い詰められた人の気持ちを分かりもしない人が、死ぬだの生きるだの簡単に口にしないで」
「死にたい奴は勝手にしろって思うし、馬鹿らしいとも確かに思ってる。……けど、お前がそれを望むなら話は別かもって思っただけだ」

いよいよ最早顔も見たくない状態の真理愛とは対照的に、礼音はあくまでも冷静だった。
またしても想像を超えた彼の発言に、真理愛は息を止めた。
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