この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Love triangle +1
第8章 繋がらない繋がり
「もしかして、酔ってる?」
テレビから流れてくる女優のか細い喘ぎ声を聞きながら、真理愛は尋ねる。
しかし返事はなく、缶ビールをテーブルに置いた彼に覆い被さられ、体をソファに押し倒された。
350ml缶をまだ一本も空けてない状態。
自分や彼にとってこの量は、酔いが回るには早過ぎた。
だけど薄っすらと赤みを帯びた頬や、若干定まっていないようにも見える視点の説明がつかない。
もう一つの可能性を、真理愛は投げ掛ける。
「興奮、しちゃった?」
すると、基本嘘や隠し事の出来ない塁がいとも簡単にこくんと頷く。
「この映画、ベッドシーン多過ぎだよ」
自分を正当化するかのような塁が、真理愛はおかしくなる。
「それは最初から分かってて見始めたんじゃないの?」
「確かに知ってて見た。けど、多少アルコールが入ってるのも関係してると思う」
──俺、今もの凄く興奮してる。
言った塁の唇が、ビールの跡を辿り出す。
たどたどしいながらも想いの通じ合った恋人からの愛撫は、真理愛を喜ばせる。
テレビから流れてくる女優のか細い喘ぎ声を聞きながら、真理愛は尋ねる。
しかし返事はなく、缶ビールをテーブルに置いた彼に覆い被さられ、体をソファに押し倒された。
350ml缶をまだ一本も空けてない状態。
自分や彼にとってこの量は、酔いが回るには早過ぎた。
だけど薄っすらと赤みを帯びた頬や、若干定まっていないようにも見える視点の説明がつかない。
もう一つの可能性を、真理愛は投げ掛ける。
「興奮、しちゃった?」
すると、基本嘘や隠し事の出来ない塁がいとも簡単にこくんと頷く。
「この映画、ベッドシーン多過ぎだよ」
自分を正当化するかのような塁が、真理愛はおかしくなる。
「それは最初から分かってて見始めたんじゃないの?」
「確かに知ってて見た。けど、多少アルコールが入ってるのも関係してると思う」
──俺、今もの凄く興奮してる。
言った塁の唇が、ビールの跡を辿り出す。
たどたどしいながらも想いの通じ合った恋人からの愛撫は、真理愛を喜ばせる。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


