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さよならから始まる恋物語【Love story】~雪の女王~
第4章 SideⅣ(沙絢)~雪の女王~
「だから、私は自分の誕生日が大嫌いなの」
 涙を拭いて池の向こうを見つめながら言うと、光樹が訊いてきた。
「それはお袋さんがお前を出ていった日でもあるから?」
 沙絢は声には出さず、頷いた。
 しばらくは静かな時間が続いた。光樹がオールを動かす音と、時折、池の魚が撥ねる水音がするだけ。他のボートは一艘も見当たらない。
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