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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第3章 カタログNO 2 呼びたい男と呼ばない女 後編
何か気に入った物があった様で
それを購入していたのだが

レジをしていたのも
あの入口で対応してくれた
おじさんだったから

土曜日なのにワンオペなんだな
とあいりは感じて居た

「いっつも、あのオッサンしか
見ねぇんだけど、あのオッサン
ちゃんと、休みの日あんのかねぇ?」

宇梶はここの常連さんらしく
オジサンが宇梶に対して

「あ、そうそう、山見浩司の
万華鏡、3点だけ入荷してるけど?」

「見せて…下さい、お願いします」

その 3つの万華鏡をしばらく眺めていたが

購入はしなかった様だった

「良かったんですか?買わなくて」

「まぁ、また、次に行った時に
残ってたら、買うわ」

万華鏡ミュージアムを後にすると

日が傾きかけていて

「思って居たよりも、
あそこで長居してしまってた様ですね」

「だから、俺はいつも3時間も
4時間も居るって言ったじゃん」

ふふふとあいりが笑って

「でも確かに、3時間でも4時間でも
あそこに居たくなっちゃう理由も
何となくにですが、分かっちゃいます」

「マイナースポットだけどさ、
悪く無い感じだったでしょ?意外と」


そう言ってこっちの顔を見て来て

二ッと宇梶が笑うと

駐車場に置いてある自分の車の方を目指す


自分の車の所まで戻ると


自分の握った手を
あいりの前に見せて来て

「右と、左とどっちがいい?」

そう言われて 宇梶の手を見るも

彼の手は大きいのだが

何かが その中に握られているにしては

左右の握った手の大きさに差は無いから


恐らくに彼の その手に握られているのは

大した大きさの物ではないだろうけど


飴でもくれるのかな?

子供じゃあるまいしと思いつつも

大きなクマをくれたからな

もしかしたら 飴かも知れない


そんな子供っぽく見えるのだろうかと

そんな事を思いつつも


「じゃあ、こっち」


と握っている宇梶の右手を指で差すと


「手、こっち貸してくんね?」

「手?こうですか?」


手をこっちに貸して欲しいと
言われて 促されるままに

自分の手の平を上に向けて差し出すと


自分の手の中に何かを 握らされる


「これ、あげる。今日付き合わせたお礼」

「これ…、何ですか?」


自分の手の中には 
直径4センチほどの
銀の筒状のネックレスがあって

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