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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第3章 カタログNO 2 呼びたい男と呼ばない女 後編
クリッ…と
指先でおっぱいの先を
彼の長い指で弄られて

「んんっ、あぁん、ぁは、んッ」

気持ちい…い

彼が触れる所が全部…ッ

自分でも 変だなって思ってる

「ここ、気持ちいい?」

「うん、いい…」

そう素直に答えてしまって
目の前の宇梶が
驚いた様な顔をしたのを見て

しまったと思った時には遅くて

「な、シャワー浴びねぇ?
このまま続けちまったら、
シャワー、し損ねるわ、コレ」

そう言って 自分の服を
脱ぐと床に捨ててしまって

せめて カゴにでもと思って
拾おうとしたのを止められてしまって

「いーの。服は後で」

こっちとバスルームに連行されて

驚いてしまった

「圭吾さん?これっ…」

「そ、俺がここにしたのってさ。
これが、お目当てだったの。
な、今はシャワーだけどさ。
熱めのお湯張っといてさ。
してから、一緒に湯船浸かる?」

バスルームの窓からも

夜景が見えるんだ ここ

それがあったから ここにしたと

宇梶があいりに言って来て

「だって、シャワーはさ
何度も、一緒にしてっけど。
一緒に風呂は浸かった事ないじゃん?
いっつも、誰かさんがさぁ。
俺の知らない間に帰ってるから」

ギュウウっと後ろから
抱きしめられてしまって
その腕と胸の中に閉じ込められる

「でも、今日は泊ってくれるし。
これからは、あの俺の、マンションにもさ
泊まってくれちゃうんでしょ?」

そう言いながら 宇梶が
壁のシャワーのバルブを捻って

ヘッドからホテルの水圧の
しっかりとしたそれでいて
吹き出し口の広い シャワーが

ザァアアアアッ…と音を立てて

壁を伝い落ちて

排水口に吸い込まれて行く

冷たかったシャワーが
お湯になったのを確認すると

宇梶がそのヘッドを壁から
こちらの方に向けて来て

その ヘッドからのシャワーが

身体を伝って流れて行く

グイっと顎を引かれて
そのままキスをされてしまって

その間も ザアザアと身体に
シャワーが掛かって 落ちて行くだけで

浴びてるだけのシャワーは
何の意味があるのだろうと

考えながら キスばかりしていて

「洗う?身体……洗いたい?」

「んっ、これじゃ、浴びてるだけ…だから」

備え付けてあった
袋に入っているアメニティの
ボディスポンジを宇梶が取り出して
出してシャワーで濡らした

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