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第3章 カタログNO　２　呼びたい男と呼ばない女　後編

大きく逞しくなっている
宇梶のペニスを取り出すと

その収まりきらない程の
大きなソレに自分の手を添えて

ちゅう…とキスをされる

昨日　こうされた時も
ここにあいりにキスならされた

でも…　違うのが分かるし感じる

その指先からも　触れる唇からも

あいりの気持ちが溢れてるみたいだ…わ

「いいから…ッ、んな事しなくても」

グイっと身体を引き起こされて
立ち上がる様にされると
そのまま腰にお互いの手を回して

求めあう様にして　どちらからともなく

キスをしていて

グッと腰を掴まれる手の指先に
込められる力に求められてるんだって

感じてしまって　身体が芯から震える

「んっ、はぁ…んっ、ぁ、圭吾…さぁん」

名前…　今までだったら

繋がってる時になって

やっと呼んでくれてたのにな


「あいり。呼んで？
もっと、呼んで欲しいんだわ。
あいりに、呼ばれたいみたい、俺」

俺　名前呼ばれるの好きだった…っけ？

でも　もっと　もっと

呼ばれてぇ…　

俺の名前を呼ぶあいりの声が
俺に好きって言ってるみたいに
俺の耳には聞こえるから

「んっ、はぁ、…圭吾っ…さんっ、
ぁあ、んっ、圭…吾、さ…ンんぅ」

「俺さ、あいりに
名前呼ばれんの、好きみたい。
俺も、名前、呼んでいい？」

名前呼んでいいかなんて
聞かれた事無いのに
いつも　普通に

こっちの名前呼んでるクセに

ひとつひとつの行動に
宇梶が許可を取って来て

「いいよ、呼んで？呼ばれたいから…」

「あいり、胸、触っていい？」

「いい…ですからっ」

そう言ってそっと触れて来る手が
いつも人の胸を揉みしだいてる人と

同じ人の手なのかと思う位に
そっと壊れ物に触れる様に触れて来るから

「ね、先も…触っていい？」

「…きっ、聞かなくて…いいですからっ」

ちぅ…と　頬にキスをされてしまって

ツンと指先が胸の先に触れて来て
先端の部分ではなくて
乳輪の部分をそっと撫でて来る

くりくりと周囲から
円を描いて乳輪を撫でられて

その中心の部分には触れて来ない

「ふぁ、あっ、…んっ、ぁ…んッ」

「俺さ、あいりの声、すっげぇ好き」

ビクッとあいりの身体が跳ねて
彼の指が乳輪を弄られて
硬くなっていた先端に触れて来て

「んぅ、あっ、んぁん、
はぁ、ん…圭吾、さ…んっ」