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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第7章 カタログ NO 5 秘密の個人授業 後編
宇梶が歩き出したのに続いて
ぞろぞろと祭りの会場を見て回る
見て回る時は良いとして
花火がなぁ どうしても観覧席は
広めに取ってあると言えど
人が同じ場所に集まるしな…と
私が考え後をしながら
最後尾を歩いていると
前を歩いていたはずの獅堂が
こっちに歩く速度を合わせて来て
若葉の隣に並んで歩き始めると
「先生、今日は、本当に
浴衣で来てくださったんですね。
先生は、コンタクトだと
いつもと、別人みたいですね。
俺等と同級生だと言っても、
違和感なく、通りそうですよ?」
「獅堂、お前も、その浴衣は
誰にでも着れる物じゃないし。
その髪型も、浴衣に合ってるな」
ちらっと獅堂が前の集団が
こっちを気にしてないかを確認すると
若葉の耳元に自分の口を近付けて来て
内緒話をする様な…恰好になる
「俺としては、ふたりだけで…
花火にお誘いしたかったんですが。
俺とふたりきりだと、先生に、
警戒されてしまいそうでしたので」
その言葉に獅堂の顔を見ると
二ッとこちらに笑顔を見せて来る
「それに、ふたりだけだと
祭りに来て居る他の生徒に、
変な誤解をされるかも知れませんしね?」
「あのな、獅堂。
お前は、そんな馬鹿な事を
言いに、わざわざここに来たのか?」
いいえと獅堂が首を左右に振ると
「先生も、ご冗談を。
そんな訳、ありませんよ。
俺は、先生にその浴衣が
とても、お似合いですねと
言いに来ただけですけども?」
それだけですからと言うと
こっちからの返事を待たずに
獅堂は前の塊の中に戻って行って
自分の腰に挿していた
うちわで若葉が自分の顔を隠しながら
そのうちわの陰から
前を歩く獅堂の後姿を見ていた
ドキドキと自分の心臓が騒がしい
イチイチ煉獄の言動は心臓に悪い
射的をすると男連中は
射的の屋台で4人で
誰が一番景品が取れるかの勝負を始めて
その様子をいちご飴を食べながら見守る
リンゴは大きすぎるし途中で飽きるし
小粒のいちごが5つ串に刺してあるから
一つずつ口に入れて食べられる
渡辺姉妹は色付きの綿菓子を
それぞれに食べていて
綿菓子を食べているだけで
絵になるな この二人は
「男の子達は、とっても楽しそうね?
私達も女の子だけで、遊びましょ?」
ぞろぞろと祭りの会場を見て回る
見て回る時は良いとして
花火がなぁ どうしても観覧席は
広めに取ってあると言えど
人が同じ場所に集まるしな…と
私が考え後をしながら
最後尾を歩いていると
前を歩いていたはずの獅堂が
こっちに歩く速度を合わせて来て
若葉の隣に並んで歩き始めると
「先生、今日は、本当に
浴衣で来てくださったんですね。
先生は、コンタクトだと
いつもと、別人みたいですね。
俺等と同級生だと言っても、
違和感なく、通りそうですよ?」
「獅堂、お前も、その浴衣は
誰にでも着れる物じゃないし。
その髪型も、浴衣に合ってるな」
ちらっと獅堂が前の集団が
こっちを気にしてないかを確認すると
若葉の耳元に自分の口を近付けて来て
内緒話をする様な…恰好になる
「俺としては、ふたりだけで…
花火にお誘いしたかったんですが。
俺とふたりきりだと、先生に、
警戒されてしまいそうでしたので」
その言葉に獅堂の顔を見ると
二ッとこちらに笑顔を見せて来る
「それに、ふたりだけだと
祭りに来て居る他の生徒に、
変な誤解をされるかも知れませんしね?」
「あのな、獅堂。
お前は、そんな馬鹿な事を
言いに、わざわざここに来たのか?」
いいえと獅堂が首を左右に振ると
「先生も、ご冗談を。
そんな訳、ありませんよ。
俺は、先生にその浴衣が
とても、お似合いですねと
言いに来ただけですけども?」
それだけですからと言うと
こっちからの返事を待たずに
獅堂は前の塊の中に戻って行って
自分の腰に挿していた
うちわで若葉が自分の顔を隠しながら
そのうちわの陰から
前を歩く獅堂の後姿を見ていた
ドキドキと自分の心臓が騒がしい
イチイチ煉獄の言動は心臓に悪い
射的をすると男連中は
射的の屋台で4人で
誰が一番景品が取れるかの勝負を始めて
その様子をいちご飴を食べながら見守る
リンゴは大きすぎるし途中で飽きるし
小粒のいちごが5つ串に刺してあるから
一つずつ口に入れて食べられる
渡辺姉妹は色付きの綿菓子を
それぞれに食べていて
綿菓子を食べているだけで
絵になるな この二人は
「男の子達は、とっても楽しそうね?
私達も女の子だけで、遊びましょ?」