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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第9章 カタログ NO 7 たまにはこんなデートでも

とある 10月の週末

私と恋人である2歳年上の石黒律さんとは

交際して1年と7ヶ月ほどになる

「ねぇねぇ、石黒さ~ん。
今年ってさ、クリスマス…は
どこかにイルミネーションとか
クリスマスのツリーとかって
その…ぅ、観に行ったりする?のかなぁって」

「まぁコロナもあるっちゃあるが、
自粛モードも薄れて来てッしな。
心配しなくても、ちゃんと考えてるって。
去年は我慢したんだ、今年はいいだろうよ」

丁度今年はイブイブとイブは週末だし
どこか連れて行ってくれるつもりに
してくれている風に聞いて
今から来月のクリスマスが楽しみだ

ガバッと石黒にゆりかが抱きついて
スリスリとその身体に自分の身体を擦り寄せる

「わぁーい、ありがとう。
石黒さん、だぁーーい好きッ」

よしよしとゆりかの頭を
石黒が撫でて来て

「…たく、お前はお子様だな。
んな事で、喜び過ぎだろうがよ」

「じゃあ、前払いでお礼するね~」

そう言いながらスルスルと
自分の手を石黒のソコに押し当てて来て
ズボンの下にあるペニスを探ろうとして来るから
ガシッとその手を掴んでそれを止めさせる

「おっと、喜ぶのはまだ早ぇえよ
支払いしてくれるって言うんだったら。
俺に、するんじゃなくて、ゆりか。
お前の身体で支払え。これ、やらぁ」

そう言って青い箱をポンと
ゆりかの手の上に乗せて来て

そんなに大きくない箱には
クジラのイラストが描いてある

「ねぇ、石黒さんこれ、何?」

「週末まで、寂しい日もあるかと思ってな。
平日は、これに可愛がって貰っとけ」

週末まで寂しい 平日に
これに可愛がられる???

「と言ってもすぐに使えねぇしな、貸せ」

そう言って石黒が渡して置いて
私の手から箱を回収すると
その箱を開けてしまって
その中からは水色のクジラが出て来る

石黒がそれをゆりかの手に乗せると
付属の充電コードを充電器に差しこんで
その柔らかいスベスベの触り心地のクジラを
今度はこっちに寄こせとしてくるから
石黒の手に乗せるとその先をクジラに差しこんだ

充電中のランプがクジラに点灯していて


「これ、もしかして…」

「ひとりですんだよ、これでな」


会うのは週末だから 平日には電話してるけど

電話でひとりでしてるのを聞かせろと言われて

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