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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第11章 ホテルにて…*
仲居が透真に礼を言って
部屋を後にすると

「渡さなくていいのに、最近は
どこも最初から、サービス料込みでしょ?」

とそこまで言って
ん?と気になった事があった
サービス料込みなのにわざわざ
心付けを渡した理由って

でも 透真だしな
いちご狩りの農家さんにも
無理言ってお願いをした位だし


「そうなんだけどさぁ、
こう言うのは…さ
金額がどうこうではなく、
気持ちじゃん?ってどうして
そんな目で俺を見るの?ののか?」

「別に…ちょっと疑っただ…って、
透真?え?あの…部屋…、
今、着いたばっかりなんだよ?」

チラッと透真が現在の時刻を確認すると
時刻は17時前で食事は19時からで
頼んだから時間はあるにはある

「…2時間、あるよ?ののか」

「あ。だったら、お風呂…入る?
…せっかく、お部屋に露天風呂ある、
部屋に透真がしてくれたんだもんね?」

「露天風呂も良いんだけどさ。
露天風呂に一緒に入るのは、
後にしてくれる?ののか」

いや もう顔が そっちになってるッ

「もう、部屋だし、2人きりだよ?」

顔 近いっ…
熱のこもった目で見つめられて

「ねぇ、ののか…ッ」

「…っ、透真…?」

スルッと透真の両手が
ののかの頬に添えられて
頬を撫でられてその指先が
フェイスラインをなぞって行く

「ののか…いい?」

ダメって言わせるつもりないのに

ズルい…ダメ…なんて 言えないよ

そのまま 唇を塞がれて

「んっ…ふっ、んん゛んーーんッ」

口の中も舌も待ちきれないと
言いたげに荒々しく貪られる
吐く息まで奪われる様な
熱い情熱的な口付けに

頭の酸素が足りなくなってクラクラと
頭が回ってるみたい

スルッと両方のおっぱいの
アンダーバストのラインを
内側から外側へとなぞって
透真が滑り込ませて来て

身体の脇の斜め下から
支える様にグッと指先に
力を込められておっぱいを揉まれると

「んっ、はぁ、あ、んッ…ふぅ」

思わず甘い声が 漏れるし
じんわりとおっぱいが根元から
熱くなってくるのを感じる

そのまま横から側面に沿って
外から内側へとググっと寄せられて
おっぱいを中央に寄せたままで
親指とその他の4本で胸の上からと
下からと刺激される

肋骨から胸を引きはがす様にして
外から内へと寄せながら揉まれて
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