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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第11章 ホテルにて…*

「…っ、やぁ…ん、違ッ…」

膣口の部分に添えた指で
口の部分周囲に沿って解される
中に指を押し込んだりせずに
あくまで 口の所だけ…グリグリとされて

グチグチと水音が 音のない部屋に響く

「…俺は…、まだ何も言ってないが…。
違うのか?これは…、違うのなら
何…なんだ?ののか」

自分がもう ビシャビシャに
なってしまっているのが
どうにも恥ずかしくて 

あんな真似をしてしまって…

「んっ、はぁ、…違…う、のッ」

自分がそうなってるって…
透真本人に知られてしまって 

余計に羞恥心を煽られる

いたたまれない気持ちになってしまって

畳の上脱いだままで放置されていた
透真の上着を自分の元へ引き寄せると
その端で自分の顔をののかが隠す

「じゃあ、これは…?何なの?
違うって言うなら…」

「んふ、ぁあん、言わないで…ッ、
恥ずかし…ぃ…の、こんな…ッに、
ぁあんッ、なっちゃって…るのッ」

そう言いながら 自分の顔を隠している
透真の上着を更に上へと引き上げて

「ののかの、顔…見せてよ?
かくれんぼはさ、
今は気分じゃないんだけど?
俺は、嬉しい…って思ってるけど。
俺と、同じ気持ち…で、ののかも
居てくれたんだなって、思ってるけど?」

同じ気持ちと透真が言って
その言葉に上着の下の膨らみが
ぴくッと反応したのが上から見えて

ススッとののかが
自分の顔を隠していた上着の
一部だけを下げて来て

目から下は上着で隠したままで
潤んだ視線をこちらに向けて来る

「んっ、だって、…ッ、待てない…ッ
かも…?…なんだよ…?今ッの私ッ」

恥ずかしいとそう感じていた
理由はそれでだとののかが
透真に言って来て

ヌルっと陰裂をなぞられて
つぷん…と 透真が
ののかの中に指を沈めて来て

「……っ、ぁあぁんッ」

「痛い?」

その透真の問いかけに
ののかが横に首を振る

「ふぁ、ん、ぁ…んッ、大…丈夫」

大丈夫だと言う言葉の通りに
ののかの中も透真の
指の侵入を拒む様子も無くて

「外にも溢れてズルズルだけど
外よりも、中の方が…、ヤバそうだな」

キュウッと中が締まって
透真の指を締め付けて来て
トロトロに蕩けた壁が絡みつく

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