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『私』の掃き溜め
第35章 とあるアラフォー夫婦のデート…の話

そもそも生理の時に
こんなに乱れまくらないので。
自分の中で何かが変わってるのは
間違いは無さそうなのだけども。

要するに…甘イキ数回分が
中間の中イキみたいなのに
置き換わった…んじゃないかって。

そして…、自分の中で
何かが変わったのを…実感する
瞬間が…この後に…私に訪れた。

旦那さんが…起き上がって、
騎乗位から対面座位に戻ったのだ。

「ああぁあっ…んんっ、あぁ…ん!」

そう…大きな声で喘いでた。

自分でも…、良く分からない。

けど…対面座位の状態で
身体を揺すられて喘いでしまってる。

そう…、未知の体験を…していたのだ。

何で未知なのかと言うと、

私は元々…対面座位が好きじゃない。

私の中での位置づけが、

正常位→騎乗位に移行する為の

通過するだけの体位…でしか無くて。

これ…で感じた試しが無かったのだ。

抱きしめ合える密着感はあるが。

性感としては何も感じないに近い。

それなのに…、それなのにだ。

自分でも…何が何だか…状態だが。

意味が分からないのに…気持ちがいい。

「んやぁあぁっ、何?何これ…?
んあぁっ、何で…、気持ちいい…の?
あっ、あっ、ああぁあんんっ…」

旦那さんのが…当たる場所が、
蕩けそうな…甘い快感をもたらして来て。
感じた事のない…快感に身体も
脳も…震えるのを感じて居た。

新しい…刺激…と言うのは、
脳が…凄い反応する…。
戸惑う気持ちを感じながらも、
身体は感じて居る快感を享受する…。

「あっ、あぁ、あぅう…んんっ、ああぁん…ッ」

全身が強張る様に硬くなって
ガクガクと震えると。

「あっ、んぅ、あああ゛あ゛ぁぁ――んんぅ」

そのまま…フッと…
意識が途切れそうになって。
座って居る姿勢が保てずに。
ポスッとベッドの上に倒れ込んだ。

ゴブッ…と自分の中から
何かが溢れる感覚がして。
ズルッと…旦那が挿入していた
ペニスを引き抜くと。

『ゴム…伸び伸びなってる…し…』

そのままよれよれになった
コンドームを引き抜くと。
ベッドの上にポイっと捨ててしまって。

『……てか…、流して来る…
血が凄い事なってんで…』

そう言って自分の下半身を
流しに行ってしまって。


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