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第124章 旦那さんと姫路デートして来た…の話

残ってた４つのお部屋のお値段の
差額が１０００ぐらいしか
変わらない感じだったから
旦那さんがどこでも良いよって
言ってくれたので。あんまりなにも
考えずに選んだんですよ２０１号室を。

ルームカードを受け取って、
そのまま奥に進んで行って。

あれ？って２人でなって。

『エレベーターどこ？こっち？』

「それは帰りの精算機じゃない？
え？もしかして階段？って事？」

そうなんですよ、まさかまさかの
エレベーター無しタイプ。
入口からフロントが２階で
そこだけ階段上がるって言うタイプの
ホテルはあったにはあったんですけど。

階段で移動するタイプでした、
と言うかポルト自体が３階建てなので
エレベーター要らなかったのかな？
大体タッチパネルの奥に
ウエルカムドリンクとかスイーツとかの
エリアがあってその先が
エレベーターって感じなんですけど。

入口の前が待合スペースで
奥側にタッチパネルがあって、
その右横がドリンクのコーナー
左側に貸し出しのシャンプースペース。

このスペースがね…結構デカい
この規模は…初めてかも知れない。
自分達で選んで取って
部屋に持って行くシャンプーバーが
あるラブホテルは他にもあるけど。

バースペースが結構大きかった。
シャンプー以外にヘアマスクとか
クレンジングとかも貸出ありましたよ。

階段を上ると踊り場に
何か台があるのが見えて。

ガラスのボールにアメニティが
色々と入れて置いてあって。
１人２つまでアメニティが貰えて。

石鹸とかボディローションとか
ハンドクリームとかアイマスクとか
耳栓とかマスクとか…ヘアオイルとか
色々置かれてたんですけど。

『歯ブラシないの？』

ラインナップに歯ブラシが無くて
旦那さんが不安そうにしてたんだけど。

「多分だけど、ここに基本的な
アメニティがないからお部屋に
基本的なのは置いてあって
ここにあるのは…サービス的なのだと思うよ」

バリタワーのシステムがこの感じだし、
これは女子が嬉しいやつだなって
思いながら私はヘアオイルと
ボディローションを貰いました。

階段を上って２階に到着すると、
２階の踊り場の部分には
ポールハンガーにずらっと
コスプレ衣裳が並んでいて
無料でレンタル出来る感じでしたよ。