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  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
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 これが普通なんだ、いや、このぎこちないくらいに一生懸命に舐めてくれているんだという事を想ったら…

 ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「あ、う、うぅ、ま、まいかちゃん…」

 急に感じて…

 昂ぶり、疼き、そして瞬く間に射精感が湧き起こってきたんだ。

 そして…

「ああっ、っく、や、ヤバい、ま、まいかちゃん…」

 その射精感の昂ぶりに、いや、必死に射精感を耐えていると…
 小さくブルプルと震えて舞香ちゃんに伝わったのだろう。


「はぁ、しゅんくん、いいよ、出して…
 射精していいよ…」

 ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「あぁ、や、ヤバい、で、射精ちゃうぅ…」

 そして時折舞香ちゃんの歯が当たるのが微妙な快感の引き金となり…

「はぁっうっくぅ、あっ、あぁっ」

 僕は舞香ちゃんの口の中で…

「ああっくぅ、うぅっ…」
 ビクン、ビクン…と、二回、三回と大爆発の射精をしてしまう。

 それは久しぶりの、いや、葵さんとの快感とはまた違う感じの…

 射精感と絶頂感の快感であったんだ。

「はぁぁぁ……」

「ん…んん…むぅ…」

 そして舞香ちゃんは必死に唇で僕の射精を受け止めてくれていた。

「はぁぁぁ………」

 そして僕も、そのままぐったりと脱力をし…
 ベッドに横になったんだ。

「う…むぅ…」
 そしてそんな僕の傍らで舞香ちゃんはティシュに僕の大量の精液を吐き戻し…

「ふうぅ、すっごくたくさん出たね…」
 と、にこやかな笑みを浮かべ、そして…

「しゅんくん、大好き…」

 僕に抱き付いてきたんだ…

「あ…うん…」

 僕も舞香ちゃんが大好き…

 大好きになっていた…





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