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第1章 エリーゼのために…

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「う、うん…
　あ、そう、あのぉ、コリコリしたのあったでしょう？、駿くんがさっきたくさん舐めてくれたアレ…」

「うん？」

「アレがクリトリスって言うのよ」

　クリトリス…
　確かにコリコリしてきていて、なんとなくだが一生懸命に無意識に舐めてしまっていた。

「アレ、ううんアソコがさぁ、わたしが一番感じちゃうの…
　だから、たまに…」
　舞香ちゃんはそう呟きながら、恥ずかしそうに…

「たまに自分でもたまぁに弄っちゃうのよ」
　そう言ってきたんだ。


「え？」

　自分でも弄っちゃうって…
　僕はいきなりの舞香ちゃんのそんな告白に驚きの声を漏らしてしまう。

「う、うん、た、たまぁにね…」
　舞香ちゃんは恥ずかしそうに、小さな声で言ってきた。

「う、うん…」

　つまりはオナニーということか？…
　僕は、この舞香ちゃんがオナニーをするんだという事にまずは驚いてしまっていた。

「し、駿くんも…スるでしょう？」

「う、うん、す、スる」

「わたしもね…た、たまぁによ、本当にたまぁに……したくなっちゃうの」

「うん…」

　僕は、そんな舞香ちゃんが恥ずかしそうにカミングアウトをしてくる事に急に可愛く感じてしまって…

「あ、し、しゅんくんっ」
　無意識に舞香ちゃんに抱き付き、そしてキスをしてしまう。

　その舞香ちゃんの恥ずかしそうに言う、カミングアウトの様子が可愛くて、いじらしく感じて…

　そして…

　舞香ちゃんが大好きだ…

　そんな感情で心がいっぱいになってしまったんだ。

「あぁ、し、しゅんくん…」

「あっ」

　すると舞香ちゃんは僕のキスを、唇を受けながら、アソコに触れてきた…

「し、しゅんくんも気持ち良くなって…
　して、ううん、舐めてあげるね…」

　そう囁き、僕を仰向けに寝かせ…

「あ、ま、まいかちゃん…」

　僕自身を舐めてくれてきたんだ…

「ほ、ホント、しゅんくんの大きい…」

　ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ…
　そう囁きながら、ぎこちなく舐めてきた。

　ぎこちない…

　でもこれは、僕が、この前までさんざん葵さんに舐めて、いや、お互いに舐め合っていたという体験があったからそう感じるだけで…

　これが普通なんだ…
　いや、このぎこちないくらいに一生懸命に舐めてくれているんだという事を想ったら…