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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第9章 瑠美子 39歳

「ねえ…早く続き…して…」
私ったら、気持ちよさに負けて
続きを催促しちゃったんです。
ゴクッと彼が唾を飲み込む音がした。
「お客さま?…いいんですか?」
「だって…これも肩こりの施術なんでしょ?
全てあなたにお任せすると決めたんですもの…
続きをお願いするわ」
そう言った途端、私はすごい力で抱きしめられた。
「そうです!、これも全て肩こり解消のためです」
耳元で優しくそう囁かれるだけで、
今の私は熱くなってしまう。
仰向けにされ、彼を見ると
嬉しいような困ったような顔をしていていた。
やがて、彼が意を決したように
手が私の顔を包み唇が重なった。
チュッチュッと軽いキスの後、
彼の舌が口の中に入ってきた。
私の舌に絡ませたり軽く吸ったり…
「ん…ん~ん…」
体はピクピク反応し
私の中心はジンジン疼き始めていた。
『キスだけでこんな感じてたら
この先、どうなっちゃうんだろう』
彼の手は、やがて私のガウンを脱がしにかかる。
私はドキドキしながらそれを受け入れた。
ブラジャーが何の抵抗もなく外されると
あらわになった垂れた乳房…
「お客さま…とても綺麗です」
そう言って乳房を優しく愛撫する。
「あッ…あぁ…んん…
嘘よ、こんな垂れたおっぱいなんか興味ないくせに」
「嘘じゃないです!本当に綺麗です!!」
垂れて醜いおっぱいだと思ったらこんなことはしませんよ
そう言って彼の唇が乳房に触れ、
優しく舐め回しやがて黒く大きな乳首をチュゥと吸う。
私は身も心も気持ちよくて
おっぱいを吸っている彼の頭に手を添えた。
「ふぁ…あぁ…んッ!…気持ちいいわ…」
彼は私を強く抱いて、
乳房から下半身に向かってチュッ…チュルッ…と音を立てながらキスをしてゆく。
「あぁッ…あんッ…んん…」
彼の優しいキスが下半身に向かう度に、
気持ちよくてとろけてしまいそうでした…
 

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