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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第10章 千草 36歳
それからしばらくして
夫の出張が決まりました。
一週間も離れて暮らすなんて耐えられそうもありませんでした。
「お母さん、父さんがいなくて寂しいんだろ?」
「なにバカな事を言ってるのよ
さっさとお風呂を済ませて頂戴」
へいへい、わかってますよ~
そう言って恭平は風呂場に消えた。
しばらくはリビングのテレビでお気に入りのドラマを見ていましたが、隣に夫がいないだけでこんなにもつまらないとは思いませんでした。
そこへ恭平が腰にバスタオルを巻いてリビングに来ました。
「母さん!着替えのパンツ、用意してくれてなかったろ!」
そうだわ!つい、うっかりしていました。
「それぐらい、自分でやって頂戴よ
もうすぐ高校生になるというのに!」
「だって、どこにあるのかわからないしさ」
仕方のない息子だわ…
はい、これを履いておきなさい
そう言って下着を手渡そうとしたその時です。
ハラリ…
腰に巻いていたバスタオルが外れてしまいました。
恥ずかしくないのか、恭平は私の見ている前で
堂々とおちんちんをさらけ出します。
私、驚いてしまいました。
ついこの間までちっちゃくて可愛いおちんちんだったのに、今では陰毛が黒々と生えて
まだ皮は被っているけれどそれなりの大きさになっていたんですから。