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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第10章 千草 36歳

「ダメ…ダメなのよ…」

こんなことは許されるはずがありません。

母子での性行為…
セックス…

間違いなく自分が産んだ息子を、
また自分の中に迎え入れてしまう…

私に覆い被さって、腰を振り始める我が子…

「お母さん…最高だよ…!」

その荒い息遣い…
私の中で拙いながら暴れる息子の生殖器…

それが私に快感を与えてきます…

クチャクチャという湿った音が聞こえます。
『私ったら…濡れてしまっていた?』
恭平が腰を振る度に
私との結合部からとてもイヤらしい音を奏でます。

それが快感を増幅させてしまう。

恭平は私にしがみつき…
「好きだ!お母さん、大好きなんだぁ!!」と
何度も自分の股間を私の股間にぶつけてくる。
ぐちゅぐちゅと湿った音に混じってパンパンという肌と肌がぶつかる音のシンフォニー…
私は息子に貫かれながら感じてしまって
恭平を抱き締めるしかありません。

「出る、出る、出る!」
恭平が感極まった声で叫びました。

そして私の中に激しい射精が…
ドクッドクッという激しい射精の感触…
それも一度ではなく、
それを続けて送り続けるような長い射精…

二回目なのに…
私の膣が精液で膨れ上がってゆきます。
息子の精液量に改めて驚かされました。

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