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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第11章 明美 40歳
「いやぁ~ッ、やっハァ…ン」

バックで大野くんに貫かれ、私は快感に襲われる。

後ろから太い大きなモノを挿れられ、
パンパンっと、力強く打ち付けられて、
腰が砕けそうになるけど、
大野くんはなかなか逝ってくれそうもない。

「しっかり腰振れよ」

「ぁ、ぁぁッンッ…も、ムリぃッですッ」

「まだまだこれからだろ?」

散々逝かされまくって、
桃源郷があるとしたら、今ここがその場所だと思った。

絶倫の大野くんはまだまだ、求めてくる 。

「ぁッ…ハァ…ッンッ」
パンパンという尻のお肉を打ち付けるリズムに合わせて、私も小刻みな喘ぎ声を漏らします。

「ほら、ここもこんなに勃起させて…
ほんといやらしい女だな」

「ひッ…ッンッやぁぁぁ~ッ…ぁぁぁッ…
逝ぐぅぅっ!!また逝ぐぅぅぅ!!」

大野くんは体の前に手を回すと
ぐいっと恥丘を引っ張りあげて
飛び出たクリトリスをグリグリしてくれる。
身体が仰け反り、悲鳴と共に意識が薄れる。

「…明美…大好きだ…
セフレでいいから俺とこれからも付き合ってくれ」

遠退く意識の中で、大野くんの告白を聞いた私は
「セフレ…お願いします」と返答して
幸せな気持ちになって意識を失いました。

第11章 完

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