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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第20章 知世 35歳
「ゴムなんて着けなくてもいいよねぇ?
だってこれは、あくまでも検査なんだからよ!」
言い放つと私の中へ一気に突き立てた。
「あ…やめ…っんっあぁぁああああああ!」
待ちわびていた快感…
全身が内臓から爆発してしまいそうなほど
煌めく刺激に甲高い声を上げて身悶えるながら、
私はあっさりと絶頂を迎えさせられました。
「あああ…!うそっ!!入れられただけなのに!」
こんな風に一挿しで逝かされたのって初めてです。
「…まさかいれただけでイっちゃったんですかぁ?さすが欲求不満の奥様は違いますね。
それにしても凄い締め付けだ。
そんなに気持ちいいんですか俺のチ○ポは、
もしかして旦那さんよりいいのかな?」
尾崎の言葉はもう私の耳には入ってこない。
絶頂の余韻と痙攣に
うっとりと体を預けていましたが、
子宮はひくひく疼いてさらなる強烈な刺激を求めている。
「うぁっ…あぅうっ…」
男はズルリと引き抜いて亀頭だけを残して
「ふんっ!!」と力を込めて根本まで深く突き刺す動作を繰り返してくれました。
それを繰り返す度にゴボッ、ゴボッと
耳を覆いたくなる自分の愛液が、
男にかき混ぜられる卑猥な水音が響きます。
古いソファは大きく軋みギッギッと不穏な音を立てていたがそれを気にする余裕などもありません。
太く圧迫感のあるそのペニスで
子宮が潰れるのではないかと
怖くなるほど大きく突き上げられると
突かれる度に「ヒィィ…」と悲鳴を上げながら
体中をガクガク震わせて痙攣してしまいます。
「もうだめ、もうだめ…いやぁあぁぁだめぇ!!」
自分の体の中を
巨大な杭が貫いているような錯覚に陥る。
男が動くたびに、
レイプまがいに犯されているのに
私は敏感に全身を震わせて快感に打ち震えました。