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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第25章 梨香 32歳

義父が私のおま○こに一滴残らず精子をぶちまけた直後にガラガラっと玄関の引戸が開く音がした。

「くそっ!もう帰ってきやがった!!」

義父は急いでパンツとズボンを引き上げると
逃げるように寝室に飛び込んだ。
私も負けじと慌ててショーツを履いて身だしなみを整えた。

そのタイミングで「今夜はあまり盛り上がらなかったわ」と義母が居間にやってきた。

「あら?あんた、まだ起きてたの?
うちの人は?」

「あ、お義父さまなら呑みすぎたと言って
すでに寝室に…」

「あらそう…」

居間には男と女の匂いが充満しています。
私はバレやしないかとヒヤヒヤしましたが
ほろ酔いかげんの義母は全く気づかずに
「私も風呂に入って寝るとしましょうかね」と
浴室の方へ消えた。

ホッとすると冷静さを取り戻した私は
ふと、排卵日を計算してみました。
『やばっ!めちゃくちゃ排卵日ど真ん中じゃない!!』
もしかしたら受精したかもしれない。

こうなったら、今夜、夫が帰ってきたら
何がなんでもセックスをしなければと思いました。

夫とお義父さま、どちらの精子が先に卵子の扉を叩くかしら…

私は今夜の夫とのセックスを想像して
ムラムラしてきました。
ドロッ…私の愛液に押し出されて
お義父さまの精液がショーツの股間を濡らした。

第25章 完

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