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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第3章 史絵 34歳
スルスルとヨガパンツが彼の手によって脱がされてゆく。
こんな風にアバンチュールを楽しむつもりがなかったけれど、ヨガパンツだと下着のラインが見えてしまうのでTバックを履いていました。
それを目にした彼はヒュ~っと口笛を吹いて
「もしかして最初から俺を狙っていた?」と
変に勘違いをしてきた。
『うふふ…おバカな自惚れ屋さん』
そう思いながらも彼を興奮させるために
「そうよ…PTAの見守り隊をあなたとペアになるとわかってからこうなることを期待していたの」と、
男が喜びそうな言葉をかけてあげた。
しかも真っ黒のヨガパンツに合わせて
Tバックの下着も濃い紫色に陰毛が透けて見えるようなレースをあしらった挑発的なデザイン…
見た目は刺激的だけれど
これでもちゃんとしたブランドものだから
私的にはもっと下着を褒めてほしかった。
なのに彼ったら
「さあ、史絵の大事なところを見せてもらおうか」と、さっさと脱がしにきたんです。