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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第3章 史絵 34歳
唇を離した後は
静かに目を閉じてあげました。
あなたに全てを委ねるという合図です。
私の誘い通りに
彼はそのまま体温の高い肌に触れてきて
シャツをまくり上げて胸元を露にしました。
インナーカップのキャミソールなので
ブラは着けていません。
シャツをめくれば、白い肌が目に飛びこんだはずです。
少しだけ自慢の形のよい柔らかな胸を
彼は片手で揉みながら胸元から首筋へと、
順番に舌を這わしてくる。
甘い吐息が上から降ってくる。
おっぱいに顔を寄せてきたので
彼の耳には、酔っぱらってやけに早い鼓動が聞こえたに違いありません。
山下さんの手は
私のヨガパンツを触り始める。
彼からのお誘いがなければ
そのままヨガ教室に行こうと思っていたので
いつもはデニムだけれど
今日はレギンスのようなヨガパンツ姿でした。
「ヒップの形が素晴らしいね」
そう、レギンスのようなものだから
ヒップラインが綺麗に見えているはずです。
山下さんは私のお尻に手を回して
何度も愛しそうにお尻を撫でてくれた。