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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第29章 安祐美 27歳

洋平の体の上で腰を揺するとおっぱいが上下に激しく揺れる。
洋平は腕を伸ばしてきて揺れる胸の動きを止めるように鷲掴みにし、「俺、童貞とおさらばしたんだよね」と、ちょっぴり瞳を潤ませて嬉しそうな顔をした。

「ああん…そうよ…洋平は立派な男になったのよ
でも、ごめんなさいね
私みたいな人妻が最初の女で…」

洋平がたまらなく愛しくなり
上体を倒して彼の体の温もりを味わう。
本能で洋平が下から突き上げてくる。

ぴったりと合う鍵と鍵穴がこの世に一つだけのように、洋平のおチ○ポと私のおま○こは見事にフィットしていた。

私は洋平をぴったりと包み込み、
子宮が彼の出すモノを求めていた。

「洋平の初めての人になれて嬉しい…」

ああ…私が共に人生を歩んでいくのはこの人だと確信した。

「安祐美!もうイッちゃいそうだぁ!!」

「ああっ!いいっ!洋平の全部ちょうだい!
あああっ!」

洋平が私の動きに合わせて腰を突き上げてくる。

激しい律動に一気に天頂まで登り詰める。

あえぎ声とともに仰け反り、私の腰が痙攣する。

「逝くっ!!!!」

洋平がうめき声を上げた次の瞬間、
膣内がカァ~っと熱くなった。


第29章 完
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