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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第35章 日菜子 27歳
[「すごい、俺、こんなマンコ舐めてみたかったんだ…。すごい嬉しい・・・」
「でもすごいビラビラだよ。恥ずかしいよ」
「ビラビラがすごい方がイヤラしくて好きだよ。興奮するよ。」
男の舌が私のビラビラを舐めてきた・・・ ]
「ふぅ~…今日の投稿はここまでかしらね」
私は〈投稿する〉をクリックして書き上げたばかりの文章を投稿した。
日菜子は官能小説を書くのが趣味で、
サイトに投稿していた。
先ほど投稿したばかりのお話に「いいね」が付く。
自分の書いた文章を読んでくれている…
それがこの上ない快感になって私は股間を濡らしていた。
私の文章でムラムラしてくれているかしら?
男性読者はおチ○ポを勃起させてシコシコしてくれているかしら?
女性の読者はアソコを濡らして指遊びしてくれるかしら?
そんなことを考えると
書いている本人もむずむずしてきて
そっと股間に指を這わす。
私が書く文章の中の男女は
いつも仲睦まじくて
スキンシップを大事にして事あるごとにセックスに溺れていた。
自分の欲求不満が文字となり文章となって
私を妄想の世界に誘(いざな)ってくれた。
ふと、新たなプレイが思い浮かんだ
股間を弄ろうとしていた指を再びキーボードを叩き始めた。
だが、モニター画面はうんともすんとも言わない。
『えっ?うそっ?!』
お気に入りのノートパソコンが…
言うことを聞いてくれなくなった。