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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第39章 美登利 30歳
「もう、無理限界です!
いけない関係をお願いします!!」
そう言って彼は私の体に覆い被さってきて
私の腰を掴み、ぐっと自分の熱り立つものを押し入れてきました。
「ん、ああ!奥に…あなたのがあた…ってるぅ!」
ぎゅうぎゅうと締まる私のアソコに
すでに彼はイキそうになっているのか苦しそうでした。
「おねがい…動いて…」
そう御願いすると、彼はゆっくりと腰を動かしてくれた。
「ん、ああ…はぁ、ん!」
しちゃった…
人妻なのに…
しちゃった…
夫への罪悪感がとんでもない快感となって
私を奈落の底に落としてゆく。
無意識に、彼の腰に足を絡め抱きついて彼の背中を愛しそうに撫でた。
「可愛すぎますっ!あぁ、イキそうだよ!
逝っていいですか?あぁっ!でもまだあなたの中にいたい!!」
気を紛らわそうと、彼は私の顔を見ずに視線を反らす。
だけど、反らした視線の先には熟女のヌード写真の雑誌が…!
射精へのスイッチが入ってしまったのかしら?
彼の腰の動きが一気にラストスパートになる。
「あああ~!中に出しちゃうよ、いい?覚悟してね?俺もう、限界だしぃ!」
優しくて穏やかな彼の顔付きが
理性の飛んだ雄のような色気を纏っていて、
私は、彼に惚れてしまいました。
「来て!!おねがい、私の中で終わってぇぇ!!」
私の膣(なか)で彼が爆発した。
私たちはこれからも、この四畳半の部屋でセックスしていこうねと彼に巻いてもらった包帯の手で彼の頬を優しく撫でた。
第39章 完