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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第4章 千夏 22歳

彼の下半身に目をやると、
これ以上ないくらいに反り返ったアレが
私のおへその辺りにあった。

ゴツゴツしたそれを見て、
私はごくりと唾を飲み込む。

あれに蹂躙されてみたいという欲望で
いっぱいになった。

私の中をソレで満たしてほしい…

「は、はい…気持ちよくさせてあげるから
早く来て…」

屈強そうな男は、
もう待ちきれないといった様子で
私の中に自身を埋め込んできた。

熱に浮かされているかのような感覚の中で、
私は下半身にはっきりと彼を感じていた。

「お嬢さんの膣(なか)…気持ちいい…」

その部分をしっかり堪能するかのように
しばらく男は動かない。

ずっしりした圧迫感で焦らされる。
結合部がヒクヒクと動いてしまう。

「ね、ねえ、お願い…気持ちいいけど…
早く動いてよぅ…」

切なげな声を出す私を見て
クスリと男は笑い、そして「いきますよっ…」と
腰を動かし始めた。

ズジュッズジュッズジュッ!

焦らされて熱を持ったアソコを
男のアレがめちゃくちゃにする。

かきまわされるような快感を、
私は全神経で感じる。

「ああーん!気持ちいいー!」

思わず声が出る。

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