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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第43章 有紀 38歳
すぐさま、ハッと自分を取り戻した私は
慌てて着衣の乱れを直すと
「ごめんなさい…今夜のことは忘れて」
そう言い残して「帰らなきゃ…」と彼の部屋から飛び出そうとしました。
その手を大泉がガッシリと掴まえる。
「足がふらついているじゃないですか
そんな状態で運転したら事故を起こしますよ」
じゃあ…どうすれば…?
「今夜はここに泊まってください
いや、泊まるんだ!俺をオナニーグッズか何かと思っているのかい?
俺だって男なんだ、それなりにあんたを征服してやるよ!」
そう言って大泉は力任せに私を奥の寝室に連れ込んだ。
「ゆっくりしていきなよ
明日は同伴出勤すればいいじゃないか」
狭いシングルベッドに私を押し倒すと
彼は私の体に覆い被さってきた。
「自分だけ逝って満足して帰るなんて許さないからね」
ショーツを乱暴に脱がすと、
私のクリトリスに自分のモノをこすりつけてきた。
ぐっしょりと濡れた私の陰毛が、
赤黒く猛った大泉の男根に絡みついてゆく。
「もう!乱暴にしないで…」
「ごめん、でも、あんたが悪いんだぜ
俺を誘ってきたのはあんたなんだからな」
彼の口調が変わった。
これじゃどっちが上司か分らない…
「じゃあ、入れるからな」
「ダメ…」
彼はゆっくりと正常位で私を貫いてきた。
そしてゆっくりと腰を動かしながら、
痛いほどに勃起した私の乳首を口に含んだ。
時に転がすように、時に甘噛みするように、
大泉は私の乳首を責めたてる。
「編集長の乳首、もうピンピンだぜ」
「い、いや、…編集長だなんて言わないで…」
「じゃあ、なんて呼んだらいい?」
「有紀…有紀と名前で呼んで…」
「じゃあ…有紀…
有紀のココは大洪水だね」
彼は腰を動かしながら、
指先でぷっくりと勃起したクリトリスを刺激してきた。