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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第44章 芙美子 33歳
私(芙美子)の夫は船舶のメンテナンス技師です。
なので会社の支店は辺鄙な漁村にもあります。
今度は、ここって日本なの?というほどの
離島に赴任が決まりました。
ありがたいことに夫の仕事柄、
漁村の人たちはとても私たちに親切にしてくれました。
ある日の夕飯の時です。
「今度、秋祭りがあるそうだ」
夫が唐突にそんなことを言い出しました。
「そうみたいね」
過疎化の進む漁村にも
あちらこちらに提灯が飾られていて
そこそこ賑やかになってきたので
私もその事には気づいていました。
「でね、日頃からの付き合いで
是非とも俺に参加しろというんだよ」
「いいじゃない、お付き合いは大切よ
縁日も開かれるのかしら?
私も浴衣を着て遊びに行こうかしら」
私に尻を叩かれて
夫も渋々と参加することになりました。
さて、問題は「褌(ふんどし)」です。
裸祭りなので褌一丁で神輿を担ぐんですけど
私も夫も「褌」の締め方がわかりません。
「そんなの私が締めてあげるわよぉ」
褌のことを相談すると
お隣の茂子さんが快く手伝いを申し出てくれた。
「さ、締めてあげるからズボンとパンツを脱いで」
褌を手にして茂子さんは嬉しそうにそう言った。
「えっ?パンツもですか?」
夫はおチンチンを茂子さんに見られることに抵抗した。
「おばさんの年齢になると、
チ○ポなんか見慣れているから恥ずかしがらないの!」
茂子さんは無理やり夫のパンツを脱がせてしまいました。