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第45章 真理恵　52歳

私の名は真理恵と言います。
52歳ですが、童顔で背も低いので
見た目はまだまだ40前半に見られます。

私は夫とは半年前から別居中です。
原因は夫の不倫です。
女と手を切ってくれないので
このままだと離婚も仕方ないのかなと思います。

女の一人暮らしは思っていた以上に大変で
スーパーのパートタイマーだけでは食べてゆけません。

なので別件で電車の駅の清掃のお仕事もさせていただいています。

その日もパートのお仕事が終わると
急いで駅に向かって清掃のお仕事に取りかかりました。

男子トイレの前に「清掃中」という看板を立て掛けて、手袋とマスクを着用して清掃に取りかかるのですが、電車がホームに着くと
トイレを我慢していた切羽詰まった人達が
我先にとトイレに飛び込んできます。

「清掃中」という看板なんて
あってないようなものです。
皆さん私の存在など無視するように用を足してゆきます。

若い高校生の子などは
私が居ると恥ずかしいのか個室に入って小用を足しますが中年ともなると、私の存在を無視するかのように堂々とおチンチンを引っ張り出して
勢いよくオシッコをするので目のやり場に困ってしまいます。