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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第46章 明日香 29歳
「けっこう毛足が長くて密度が濃いんですね」
ああん…自分でもわかっているけど、
そんな実況しなくてもいいじゃない!
こんな風に愛されるとわかっていれば
ちゃんと手入れをしてきたのに…
「大丈夫です
僕はどちらかと言うと芝の長いコートの方が好きですから」
このフサフサ感が堪んないんだよね
そう言ってコーチは私のアンダーヘアを優しく撫でつけます。
そしてアンダーヘアを掻き分けると
タテスジの深い溝を見つけてモゾモゾと指先を潜り込ませて来ました。
もうすでに勃起しているクリトリスを
難なくその指はしっかりと捉える。
「このパーツ…意外と大きいんですね?」
またまた余計な情報を伝えてくれる。
女は男のペニスを少し大袈裟に誉めてあげるのに
男は案外と無神経に女が気にしていることをズバズバと言い放つ。
無口な男とセックスをするのもイヤだけど
やたらベラベラ喋る男もうんざりします。
能書きはいいのよ!
私はそんな意味合いを込めて
自分からペニスを握りシコシコしてあげる。
「積極的じゃないか」
あんたが下手だからよ!
私は心の中で毒づいてあげた。
「積極的な女は嫌いじゃない」
お返しをしなきゃねと
コーチはようやく指先を濡れた割れ目に潜り込ませてくれました。