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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第47章 菜月 32歳

「くぅうう!逝く!逝く!出ちまう!!」

夫の良樹は私の中に出せばいいなんて言ったけれど、岡本くんだって良識のある男性なので
ちゃんとペニスを引き抜いて私の脇腹にドピュッと熱い精液をぶっかけた。


コトが終わり、
女二人して温泉でザーメンを洗い流しましょうと
私と美子ちゃんは温泉で体を洗った。

温泉に浸かりながら
まだ興奮冷めやらぬのか
美子ちゃんったら体を寄せてきて私のおっぱいをタプタプと下から持ち上げるように揺らした。

「菜月ちゃん…ちゃんと逝けた?」

「う、うん…」

「そっか、どんな風に?」

「そ、そんなこと聞く?」

「知りたいもん」

それよりもうちの旦那の良樹はどうだったのよと
反対に質問攻めにしてあげた。

すると

「菜月ちゃん、いつもあんな風に抱かれているんだぁ~と思うと、めちゃめちゃ嫉妬する」

そう言って「だって…めちゃくちゃ上手なんだもん…」と言って私にキスをしてきた。

「きっと相手が違うから興奮してたのよ」

いつもは中折れというか
射精する前に萎れることもあるのに
今夜はフィニッシュまでギンギンでしたから。

でも、久々に元気な夫の姿を見れて嬉しかった。

他の人とするっていうのはまだ抵抗はあるけど、浮気とか不倫とはまた違う気がする。

スワッピングのおかげで
夫は元気に射精までしたし、これはこれでよかったのかな…

影でこそこそ浮気される…よりはいいかもしれないわねと
私も美子ちゃんのおっぱいを揉みながらキスを返した。

第47章 完
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