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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第5章 聖子 42歳
スカートを捲ってショーツ越しに尻を揉み始めた彼の手は、やがてすぐに股間へと…
そして次の瞬間「えっ?」と驚いた声を上げて
彼の手がストップしてしまったんです。
当然です
ちゃんと剃毛していなかったんですから
すでに毛先が延びてきていて
ショーツの布地からツンツンとサボテンのように飛び出していたんですもの。
「何?これって天然?」
「いえ…自分で剃りかけたんですけど、
どうしても怖くて深剃りができなくて…」
もう恥ずかしくて顔から火が出そうでした。
「あははは、そりゃあいいや」
彼は私の体から離れて
両手をバンバン叩きながら笑い出した。
「ひとつ提案があるんだけど、
僕にちゃんと剃らせてくれないかなあ
剃毛プレイってしたことがないんだよね」
「でも…」
アソコの毛を剃るということは
股を広げて彼に丸見えにされてしまうということです、ホテルまで連れ込まれておきながら恥ずかしがるなんて変だと思われそうですが、
何だかとても恥ずかしかったんです。
「いいじゃない、ね、このままじゃあクンニも出来ないよ」
彼にそう言われて『ああ、そうだ…私は彼に抱いてもらうためにここに来たんだと』改めて認識しました。