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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第5章 聖子 42歳
「あひぃっ!」
強烈な衝撃に情けない悲鳴が漏れちゃいました。
それは世間では「おばさん」と呼ばれるには、
あまりにも不似合いな声でした。
やがて私の股間は白いシャボンで覆い尽くされた。
「さぁ、いよいよ剃毛タイムだ。
聖子さんのサボテンを綺麗に剃り落としてあげるからね」
「あ、あ、あ…」
「動かないでよね、
動くと大事なところが血だらけになってしまうからね」
彼はホテルに備えつけられているカミソリの刃を
そっと私の恥丘にあてがいました。
ピトッ…
カミソリの刃が私のタチスジの始点に添えられた。
そしてその刃は私の想像とは違って
おへそへ向かって滑り始めた。
「生え方に向かって逆剃りした方が深剃りできてツルツルになるからね」
あああ…そうなのね…
彼の言うように
サボテンの棘のような昨日の私の剃り残しを
根こそぎ剃り落としてゆきます。
彼は剃るために肌を押さえるふりをして、
指で私の性器の感触を楽しんだ。
指が敏感な部分に触れると、
私が小さく反応するのを嬉しそうにしていた。
彼は、剃り残しがないか細かくチェックをしながら、そして肛門の周りの短い毛を剃り落とすと、
満足したように立ち上がった。