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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第1章 由恵 28歳

「そうだ!腰がパンパンなんでしょ?
僕がマッサージしてあげるよ」
「ええ?そんなのいいわよ」
「任してよ、僕さぁ、母さんの腰を揉んであげてるから上手いんだよ」
断りきれずに
私は襖を開けて隣の寝室に彼を連れていった。
「あっ!ごめん!!」
私ったら、夫のいない寂しさを紛らわせるために
昨夜、バイブでオナニーをしていたんですけど
ソレを枕元に出しっぱなしにしていたんです。
慌てて背中に隠したけれど
圭太はソレをしっかりと見ていた。
「由恵さん…そんなモノを使っているんだね…」
初めてみる性具に彼は興味津々です。
「こ、これは…違うの!
どうしてもエッチしたい時だけ遊ぶだけだから」
「ねえ、どうやって使うの?
僕さぁ、由恵さんが使っているとこを見てみたいなあ」
「ば、バカなことを言わないでよ」
狼狽えてバイブをギュっと握ったものだから
背中の後ろでバイブがヴィヴィ~ンと動き始めた。

