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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第7章 美咲 36歳
『夫はどんな顔をして挿入してるのかしら…
きっと今までに私に見せたこともないいやらしい顔をしているに違いない』
…見えないから、
いやらしい音で余計に身体が熱くなる
眩いフラッシュの嵐が、私の背後で瞬いた。
あああ…きっとおチ○ポを咥えこんでいる私の下の口を撮られているんだわ…
この画像もUPされるのかしら?
男を咥え込んで悦んでいる私の姿を見て
若い男の子達はいっぱいオナニーしてくれるかしら?
またしても、興奮と快感が
ぞくぞくと身体を駆け巡った
「ね、セックスって気持ちいいだろ?
子作りって素敵だろ?」
後ろからハメて腰を振りまくる夫が囁く。
「紅潮してグチャグチャの小悪魔の顔、
その潤んだ瞳、とてもいやらしくて綺麗だよ」
…その言葉で、夫のモノを受け入れている膣の中までも、キュンと鳴って更に締まったのが自分でも分かった。
「すごいよねセックスって、
僕らが気持ちよくなればなるほど、
新たな生命がうまれるんだよ」
「ぁ…はい…」
私は口から涎を垂れ流しながら返事をした。
小悪魔として作った声ではない。
…心の底からの、
悦びに震える蕩けきった甘ったるい声で…
第7章 完