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最愛の人
第16章 調教
昨日は卒業式の日に休んだ為だと、ご主人様は佐伯様とお仕事に行かれました。
初めてひとりでお留守番です。

もちろん、全裸で四つん這い。
特に課題などもなくゆっくり過ごしなさいとの事ですが、家事をしてお帰りを待つことにしました。
掃除をして、洗濯もしました。
18時には帰るとの事でしたので、間に合うようにお食事も作りました。
時間になると、玄関の外に出て正座で待ちます。

時間通りに帰ってきたご主人様と佐伯様は、家の中を見て驚いていました。

「愛莉がしたのか?」

「はい。ご主人様…
ご迷惑でしたか?」

「佐伯、どうだ?」

『掃除、洗濯、食事全て完璧です。
愛莉さんは家事がお得意だったんですね?』

「はい。母は仕事で留守が多かったので…
家の事は私がしていました。
で、でも…いつもご主人様がお召し上がりになっているようなメニューは作れなくて…
もし、お口に合わなければ捨てて下さい!」

「愛莉、ありがとう。
佐伯も一緒にどうだ?
少し食べるだけなら、美智琉の飯も食べれるだろ?」

『はい。ご一緒させてもらいます』

「愛莉、食事の準備を」

「はい。ご主人様」
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