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最愛の人
第23章 怪我
「愛里さんに挨拶がしたいだけなんです。
愛里さんの話を聞いた日、夢の中でご主人様を宜しくねって言われたんです…
それが愛里さんかはわかりませんが、そうなのかなと思っていて…
だから、ありがとうございますって伝えたいんです」
「お前、そんなことのためだけなのか?
だったらなぜ、美鈴でなんだ?」
「愛里さんに挨拶だから、対等がよかったんです」
「そうか…
わかったよ、連れて行く。
ただし、今回は身体をしっかり治してからだからな…」
「病院は嫌です。
ご主人様のお側に帰りたいです」
「……暫くは病院だぞ?」
嫌々と首を振っても帰ろうとは言ってくれませんでした。
愛里さんの話を聞いた日、夢の中でご主人様を宜しくねって言われたんです…
それが愛里さんかはわかりませんが、そうなのかなと思っていて…
だから、ありがとうございますって伝えたいんです」
「お前、そんなことのためだけなのか?
だったらなぜ、美鈴でなんだ?」
「愛里さんに挨拶だから、対等がよかったんです」
「そうか…
わかったよ、連れて行く。
ただし、今回は身体をしっかり治してからだからな…」
「病院は嫌です。
ご主人様のお側に帰りたいです」
「……暫くは病院だぞ?」
嫌々と首を振っても帰ろうとは言ってくれませんでした。