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第30章 光と一息

「師匠。
ありがとうございます。

本当は、愛莉に会いたいを理由に師匠から鞭を頂きに来たんですよ。
どうしてもうまくいかない点があって…

愛莉を人質に取られたのでは、覚悟が出来ましたよ。
鬼になってきますよ」

『わっはっは！
わしはまんまと嵌まったわけか！
お前もやるようになったのう。

さては仕返したな？』

「わかりましたか？」



ご主人様達がこんな話をしていたと知ったのは、ずっとずっと後の事でした。