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最愛の人
第35章 新生活
目が覚めたのは、午前4時…
藤田様の所にいたときの習慣に感謝です。

大きなベッドで寝ていました。
隣には…ご主人様の姿はありませんでした…
起き上がって体を動かすと、膣の中からドロッと溢れてきたもの。
ご主人様の精液でした。
溢れてくる精液を手に受け止めて口に運ぶ…これを教えてくださったのは藤田様です。
いつものご主人様の味とは違う精液を全て飲み干せたのは、
隣にご主人様の姿が無いことに寂しさを感じつつもショックを受けなかったのは…


ベットの空いているスペースが、まだ温かかったから。
そして、足首に付いているアンクレット。
繋ぎ目が潰されたチェーンにプレートが付いていました。

“No.∞ Airi”

恋人だった頃、海外のアーティストの名前に∞が入っている理由を話したことを思い出しました。


「ご主人様…愛しています」



私の新たな生活が始まります。
色々な意味で残酷な日々が始まりました。
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