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最愛の人
第36章 変化する生活
階段を上りきると、足に力が入らなくなってしまいました。
「っと!
愛莉、大丈夫か?」
「ご主人様、申し訳ありません。
大丈夫ですが、少し驚いてしまって…」
「No.6は半年後海外に連れていかれる。
そこで本格的なショーをさせられると思う。
ここにいる内に、全身の永久脱毛に抜歯、子宮卵巣摘出までする予定だ…
主人は悪い人ではないんだが、愛すればその分だけ痛め付けたい。
その気持ちの強い人なんだ…
昨日、No.6と婚姻関係を結んでここに連れてきたんだよ。
愛莉は複雑だろうが、立派にして主人に帰してやろう。
まぁ、少しはお前の仇を取ってやるつもりだ」
「ご主人様、違うんです。
仇だなんて取ってもらわなくて大丈夫です。
確かに恨んだこともありましたけど、そのお陰でご主人様に出会えたんですからその事は感謝してます。
ただ昔の面影が無くなってしまって…
でも、彼女が幸せならそれでいいんです」
「お前たちも大変だな…」
「ふふっ!
辛いこともたくさんありますけど、その分だけ幸せです」
「俺達も俺達だが、お前達もお前達だな」
ご主人様との絆を再認識したと同時に、No.6のこれからに少しだけ同情してしまいました…
「っと!
愛莉、大丈夫か?」
「ご主人様、申し訳ありません。
大丈夫ですが、少し驚いてしまって…」
「No.6は半年後海外に連れていかれる。
そこで本格的なショーをさせられると思う。
ここにいる内に、全身の永久脱毛に抜歯、子宮卵巣摘出までする予定だ…
主人は悪い人ではないんだが、愛すればその分だけ痛め付けたい。
その気持ちの強い人なんだ…
昨日、No.6と婚姻関係を結んでここに連れてきたんだよ。
愛莉は複雑だろうが、立派にして主人に帰してやろう。
まぁ、少しはお前の仇を取ってやるつもりだ」
「ご主人様、違うんです。
仇だなんて取ってもらわなくて大丈夫です。
確かに恨んだこともありましたけど、そのお陰でご主人様に出会えたんですからその事は感謝してます。
ただ昔の面影が無くなってしまって…
でも、彼女が幸せならそれでいいんです」
「お前たちも大変だな…」
「ふふっ!
辛いこともたくさんありますけど、その分だけ幸せです」
「俺達も俺達だが、お前達もお前達だな」
ご主人様との絆を再認識したと同時に、No.6のこれからに少しだけ同情してしまいました…