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最愛の人
第36章 変化する生活
「別館の改装も終わっている。
これからはこの先は奴隷館となる。
出入りには鍵が必要になるが、この扉を開けれるのは俺と土井とお前だけだ。

奴隷館から外へ繋がる扉は非常用のみで、通常は使用することはない。
出入りはここしかないからそのつもりで。

では、ここに手を乗せてみろ」

認証システムに両手を乗せると、登録されたようで、もう一度乗せるとカチャカチャと鍵が開いたようです。


「さぁ入ろう。
びっくりするだろうが、覚悟はいいか?」

「はい。ご主人様」


中に入ると…目を見開く光景が広がっていました。


「ふっ。明るいだろう?
だが、窓はひとつもないんだ。
最上階から見ていこうか。

明後日理由はわかるだろうが、エレベーターがあるがロックなっていて認証が必要になる。
上りは使っていこうか」

エレベーターはとても大きいもので、3階建ての奴隷館になぜ必要なのか疑問でした。
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